Javaの出力・表示
今まで、Javaプログラミングについて進めてきました。
本日からは、基本文法を中心にプログラミングの内容を進めていきたいと思います。
本日は「出力・表示」です。
出力・表示
例えば、電卓で「1+2」を計算すると、「3」と答えを表示してくれます。
この結果を表示してくれる部分のプログラミングを本日は学びます。
当サイトの表記方法
プログラムは以下のようなグレーの背景スタイルで表示します。
System.out.print("ここに書いてある文字を出力します");
出力(プログラムを実行した結果)は以下のような点線の枠で囲ったスタイルで表示します。
ここに書いてある文字を出力します
出力・表示の構文
出力・表示の構文の代表として3つ紹介します。
System.out.print(” “);
文字の出力は「System.out.print(” “);」を用いる
System.out.print("ここに書いてある文字を出力します");
ここに書いてある文字を出力します
System.out.println(” “);
改行を含めた出力は「System.out.println(” “);」を用いる
System.out.println("ここに書いてある文字を出力します");
ここに書いてある文字を出力します
System.out.printf(” “);
形式を指定して出力は「System.out.printf(” “);」を用いる
int a = 2;
System.out.printf("数字は%dです。¥n", a);
数字は2です。
%dの位置に、整数を出力します。変数や整数の概念は追って学習します。
「¥n」は改行です。
変数の値を出力する
文字の値を出力する場合は「System.out.println(“a =” + a);」のように記述する
int a = 5;
System.out.println("a =" + a);
a = 5
例題
実際にプログラムを動かしながら実践してみましょう。
例題1
【問題】
「こんにちは」と出力・表示されるプログラムを書いてみよう。
※改行が入っても良い
【解答例】
public class SampleProgram
{
public static void main(String[] args)
{
System.out.println("こんにちは");
}
}
【解説・補足】
「System.out.println」は、「System.out.print」でも構いません。
まとめ
表示に関して、以下の構文を学習しました。
System.out.print(” “);
文字の出力は「System.out.print(” “);」を用いる
System.out.print("ここに書いてある文字を出力します");
ここに書いてある文字を出力します
System.out.println(” “);
改行を含めた出力は「System.out.println(” “);」を用いる
System.out.println("ここに書いてある文字を出力します");
ここに書いてある文字を出力します
System.out.printf(” “);
形式を指定して出力は「System.out.printf(” “);」を用いる
int a = 2;
System.out.printf("数字は%dです。¥n", a);
数字は2です。
次回予告
次回は、「出力・表示」に関する演習問題です。では、お楽しみに!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!